人の気配なく

   
海岸の村に入ると　人の気配はなく　　　やせた猫と仔猫達が　なにかもらえないかと近づいてきました

下りがつらい

   
「日が陰って　もうすぐ雪が降るかもしれませんが　　年寄りは下りがつらいもので　」

ニャンコ節

   
「秋とは言え　こんなに晴れた穏やかな日には　いっぱい飲まなくても　ニャンコ節なんか歌いたくなるよな　　　　　ネコが～でたでた～♪　ネコがーでた～♪　ニャゴニャゴ　」

海辺が似合う

   
ネコには海岸がよく似合う　　ような気がします


   
カニ　フナムシ　流着した魚介類の死体など　　食べ物に恵まれてるからでしょうね　　　　　「ネコと言えば魚」のイメージを強くさせたのも海辺の野良猫かもしれませんな

ネコの季節

   
「室外機の止まる季節はネコの季節　　そんな季節は短かくて　　」

本猫は

   
シーサーならそれらしいポーズがあるやろう
「本猫は　自由な姿勢で隅々まで邪気を払います　」
ほんまかい

立派なお家が空家

   
「良家の坊ちゃんネコには見えないよね　　大きな家ほど空き家が目立つ昨今なんだ　ネコには有り難いけどね　　　来年は少しはよくなって欲しいな　　皆さんどうぞ好いお年を・・・・・　　」

太陽と潮風の調和

   
　どうしてそんな端に移動して来たんや？
「端へ来ると風がよく通る　　お日様の暖かさと潮風の涼しさが調和して　絶妙のネコごちを作り出す　　　微妙な感覚のない奴には分からん話やけどな　」

起きるのはまだ

   
「今日もよい天気　　海も穏やかで早々と朝日を浴びて目が覚めた　　　もう少し寝ていることにしよう　　ネコだから　」

ニャンコ喧嘩

   
どうもこの白ネコさんどうしはうまく行かないようです


   
血が濃いほどこじれたときは溝が深いと申します

口論のあと

   
「反対に説教されてしもた　」


   
『言い過ぎたあとはちょっと気まずい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おいしい魚　いっぱい食べたいな』

逆切れ

   
『おまえの言うことは正しいが　　ネコそれぞれに固有の荷を背負って生きてるんや　　いろんな考え方や生き方が在ってよいのと違うか　』
「　・・・・・・　」

興奮覚めやらず

   
侵入者は追い払ったものの　なかなか興奮はさめません　　　空は晴れて　海はおだやかだというのに　

防衛

   
　おっ　　　侵入者発見


   
　「おいっ！　　　やるのか　消えるのか　はっきりしろいっ！　」

考え方

    
「おまえはな　そうして何事も黙ってじーっとこらえてたら過ぎて行くと思ってるけど　そうは行かんこともあるんや　　」
『　　・・・・・・・・　　』


   
　「考え方の違い　ですか　　　　　溝を深めないで下さいよ　　」

ポートレート

   
　「ポートレートですか　　緊張しますねえ　」