何も無い所ですが

   
「遠くから来なさったんでしょう　　お気に召しましたかなあこの村は　
　　なんにも無いところでしょう　」

背広なんか

   
　「なんじゃ　背広なんか着よって　」

すだれの意味

   
「すだれなんてものの意味が　分っからなくなる季節になりやしたねえ　」

稲光？

   
　別のネコさんもいました　　こちらは少し大きいようですがやせています
　「おっ！　　晴れているのに稲光？　」

どさんのらねこ

   
北海道ネコさんの登場です　　山中にしかけた自動カメラに写っておりました　　野生化しているのかどうか分かりませんが　警戒しながら進む様には野生の雰囲気があります


   
体は決して大きくありません

クワイの水

   
　野良さんは　水道水を酌んでやってもクワイの水鉢の水の方を飲みます

もう寝る

   
　「おっちゃん　　わるいけどわしもう寝るわ　」

カラスめ！

   
カラスは高い位置から周囲を見下ろし　ネコの食べるものを先に発見してさらって行きます　　　しかも大きな黒い羽を広げて低空を飛行する様には威圧感があります

赤い保護色

   
林内で過ごすふうらいさんもお日様の当たる場所を選ぶ季節になりました　　　　　こうして見ると　はでな赤猫さんも強い木漏れ日に似た保護色であることが分かるような気がします

街宣車

「煩いなあ　もう　」
『街宣車や　』

「歌？　あれ　」
『軍歌や　』

冷えたもので

   
　ネコさんお疲れ～　　目に出てるよね
　「朝の冷え込みが思いのほか厳しかったもので　」
　気候の変わり目だから　　お互い気をつけようね
　「さいですなあ　はい」

大きくなった？

   
　「おっちゃんこんにちわ　　俺も大きくなったやろ」
　うっ　うん・・・・

秋は忙しい

   
　秋はそれぞれに何かと忙しいようです

疲れが出ました

   
　「疲れが出ましたよ　　　　　　
　　なんの疲れかって？・・・・　　　　う～ん・・・・　
　　　夏の暑さの疲れだろうな　　人生の疲れもあるし　　」

再会

   
　「おっ！　　オッサン生きとったんか　」

陰が伸びて

   
まだ３時を過ぎたばかりだというのに家の陰は道を渡り　　突き当たりのお家はいつの間にかモダンになって　　見慣れないネコが不審そうに見つめています