通勤時間

   
　「餌くれるおばちゃん　今日は来ないのかなあ」
　『まだやまだや　　あの通勤客の列が消えてからや』

仔猫は二匹

   
仔猫は一匹だと思っていたら二匹いました　　今のところ育っています

不法駐輪

   
「ここは公園ですが　地下鉄の駅が近いので多くの人が勝手に自転車を置いて行きます　　もう15分も経てばネコの這い出る隙間もなくなります」

嵐も吹けば

   
山間の農具の小屋に　今年も子猫が生まれました　　お父さんは誰なんでしょう　　うまく育ってくれるといいのですが

   
自分が生きるので精一杯でも　我が子に先に餌を与えて育てようとします　　野良猫のメスには一段と厳しいものがあります
 

トラはネコ似

   
　流石ネコ　　林内を歩く姿はトラに似ています　
　「ネコはネコ科の代表　　トラがネコに似とるんや」

林縁の狩り

   
林縁の林と植え込みの間にじっとして　　小鳥がうっかり降りてくるのを焦らずに待ちます

   
　「オッサン邪魔や　鳥が逃げる　あっちへ行け」

移り変わり

   
世の中落ち着かないのか　暫く来ぬ間に見知らぬネコさんばかりになりました
「そうかも知れませんな　　私も西から越して来たばかりです」

暑いのに

   
　「だえや　　なんか　おうか～　？　」
　『寝とれ寝とれ　相手にするな　暑いのに』

地面はECOの始まり

          
植え込みの奥の塀の際　　ここは風通しもよくなくて結構暑そうに思えるのですが　ネコはよくこの場所を選びます　　風通しは今一でも　地面に体を接しているとうまく体温が奪われるのでしょうか

皆留守

   
「おっちゃん来てたんか
今日は皆留守でわし一人留守番なんや　　番なんかしてないけどな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　何も出んけどまあゆっくりしていって」

古い絨毯

   
「そろそろ片付けようかと思ってるんだ　どうだい絨毯は
　　　　　　使い込んであるからものの良し悪しがよく分かる
　　　　　　　　　　　　　これ見てくれよ　素人にだって分かるだろ　　　」

おみやげどうだい

   
「日本から来たんだってねえ　遠いところをよく来たねえ
　　おみやげどうだい　いろいろあるよ
　いろいろあるから見てらっしゃい　買ってらっしゃい見てらっしゃい」

踏まれないのか？

   
そんなところで寝ていたら踏まれるのではないかと思うのですが　　落ち着き無く動く人も走る人も見当たらないので　　踏まれないのでしょうね

イスタンプールの駅猫

   
駅猫も　おどおどと人を避けて歩くのではなく　尾を上げてルンルン気分で軽やかに目的の場所に向かいます

   
窓際にはカリカリと新鮮な水が用意されています　　遠くない場所にトイレもあります

ネコと若者と少年たち

   
ネコを囲んで　若者と少年たちが話しています　　　何を話しているのか全く分かりませんが　言葉が弾み　目が輝いています　　　日本人にはうらやましい光景です

早朝の光

   
イスタンプールの朝　　早朝の光のコントラストの強さは澄んだ空気を感じさせます　　光を受けて座るネコとネコに絡む光の関係に　ふと子供の頃の夏の朝を感じたりします