木枯紋次郎と七人の侍がネコになったらいいな
---Ninjya AD---
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しかし 小鳥は垣根を反対側に抜けて ネコの頭上を後方に飛び去りました
「にゃろめーっ 」
待ちの姿勢で伏せて さっき小鳥が居たあたりを見つめています またチャンスが訪れるような気がするのでしょうか
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目標まであと1.5m 両方の耳も 多分目も 完全に標的にロックオンされています
駆け出すとその速さはカメラも置き去りです
それはオッサンが下手なだけや
その話はさておき 雌の走りは音がしません 突進というような力強さはありませんが 地面を打ち蹴る響きがありません
見つけました見つけました 垣根の地面に近いところで 枝の間を縫うように小鳥がチョロチョロ動いています
何かの気配に 目を開いたのは母の方でした
そーっと立ち上がって 音もなく前進を開始します
安全な場所で 母と娘が昼寝をしております 呼べど騒げど 目も開けず 耳も動きません ニャンコ寝入りとはこのことでしょうか
おーい “天下御免の向こう傷” がんばれよー
「うるさいなー 頭の上にあるのは傷やのうて毛色が変わってるのです しょうもないこと言うてたら 成敗するで 」
「おっ この気配はコオロギ 」
「まずまずの味でした 」
赤と黒の二頭のネコは 草の中を走り始めました メスが木の幹に向かって突進し 両手の爪をたてました そのまま木に登るかと思ったのですが およそ1秒後 離れて走り去りました
「若者は うらやましやな 馬鹿に見え 」
「ねねねね きみキャワユイね 僕と一緒になろうよ 大切にするよ 」
『それもいいわね 』
「ずっとずっと ずっとずっとずっとずっと一緒に居ようね 」
『まあね 』
「おっ きゃわゆいねえちゃんじゃないか ここは一つ ひもじさより恋を採ろう 」
「足が冷たいから この台の上で寝ましょ こんな所に植木鉢おいてじゃまやねー 」
こちらは 山中とは言え北海道に比べればまだ暖かです とは言え 生死を賭けた二度目の冬を迎えようとしています
朝露 朝霧 なんとなく眺めているまだ子供のネコは やがて来る季節の厳しさを知りません
9月と言えども 遠軽はもう日光浴の季節です お年を召したネコさんが 日向ぼっこを楽しんでおられます
顔まで洗ってるところを見ると かなりいいもの食べたんじゃないですか
「そうじゃないんです やっと朝のスイッチが入ったわけで これは朝の行事なんです 」
足の爪まで念入りに手入れするところを見ると やっぱり・・・・・
「だ か ら 定例の朝の行事だって言ってるでしょ 」
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