木枯紋次郎と七人の侍がネコになったらいいな
---Ninjya AD---
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長いものが地面に横たわっていると ヘビを感じて ドキッとすることがありますが このネコさんも 長い帯状のものに対して ヘビに近づくときのような 近づき方をしていました
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河口の川岸を進むネコは カモの群れを発見 そ~っと(のつもりで)近づきます
ネコが近づくと カモたちは 全くあわてることなく 声も出さずに水上に逃れ 風に吹かれた浮き灯篭のように 静かに岸を離れて行きます
あきらめたネコは 芦原に消えて行きます こんな横着な狩でも 極々まれには 成功することがあるのかも知れません
「ここに在った空き家をすみかにしていたのに 解体されてしまった 周囲の空地には家が建ってしまったし 頼りにしていた 向かいのラーメン屋のおじさんは 店を閉めてしまった おれたち これから どうなるんだろうね 」
「ベンチは 日光浴するところ 昼寝するところ 物置じゃないんだよ まったく 貧乏人ってえのは どうしてこう いらぬものを置きたがるのかねえ 」
チビ野良君 天気のよい日は 公園の木の枝の上にいます 日当たりもよく 走り回るわんぱくたちにも 気付かれずにすみます
「海岸歩道を見張るのは おいらの勤めってもんだ 」
「おとなしく寝てればいいものを 暖かいので動き出してきた 虫さんを頂き 役得ってえか お手当てってえか まあそんなところだ 」
「さ おいらにゃ次の用があるんだ どいたどいた 」
「午後四時半 観光地の一日は 事実上終わりです 空腹が満たされることは無かったが 特に問題は何も無く とりあえず明日に命をつなぐことが出来ました これで“めでたし”なんでしょうね 」
「呼んだって 振り向きませんよ ピカッと光って目がくらむのは いやですからね 」
大丈夫ですよ 私のカメラは 光らないように設定していますから
「そんな話を信じるようじゃ この歳まで 生きちゃいませんよ 」
視界の左端に 一瞬カメラを捕らえただけで どんどん遠ざかって行くのでありました
群馬のネコさん 初登場です と言っても バスの中から写しました
庭には 洗ったネコの砂 らしきものが干してあります ガラス戸には あふれんばかりの 日の光 おまけに 電気毛布まで敷いてもらって 幸せな奴 と思ったのですが 体力が著しく落ちているのかも知れません 体に力が感じられません 一日も早い御全快をお祈りするばかりです
「怪しい奴だなあ どう見ても怪しい奴だ 」
怪しいものじゃないですよ 写真を写させて欲しいだけで
「怪しい奴は みな “怪しいものじゃない”と言う 」
困りましたね どうすりゃいいですかね
「ソーセージの5本も 置いていけば “怪しくない”に してやってもいい 」
「釣れないと ぼやきながらも 兄貴は海が好きなんだ おらあ ゴミっぽい 町の方へ出かけるぜ 健康的とは言えんが こちらの方が 何かにありつけるんだ 」
「空は快晴 海は凪 冗談に笑いは絶えないけど 釣れた気配は無いね もっと気合入れて 本気で釣れよ 」
「酒臭い息を吐きながら 不規則な足音で 地面を響かせて 歩いていく奴ら 私は 背後に神経を張り詰めながら 寝たふりをします 」
「私も 陰からのぞくだけで やり過ごします 奴らは 歩くのが遅いから 少々イラつきます 」
「なにやら 右の耳がかゆくて かくと歩けない 歩くとかけない 」
「えっ 私がモデルになるんですか 」
「ちょっと こう はすに構えて 左に少し木の枝をかぶせてみました こんなもので どうでしょう 」
江ノ島で 土産物屋の前に置かれたこの台は お土産の品を並べるためのものだと思うのですが ネコさんのためにおいたような 状態になっています
こういうことになるのは 分かりきっているのですから 空いている時は 人寄せに使っているのかも 知れません
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