木枯紋次郎と七人の侍がネコになったらいいな
---Ninjya AD---
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「わけのわからんことを わめきながら歩く ネコが現われたよ 」
『ネコも人間並みに 落ちる時代が来たか 』
「時代やねえ 行くとこまで行くしか 無いんやろねえ ・・・・ 」
『 ・・・・ 』
「戦争て何か知ってる?」
『知らん 聞いたような気はするけど 』
「ええことやないみたいやね オバチャンとこのオッチャンが言うてたけど 」
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「裁判所にも ネコはいるんやで 守衛さんの目を盗んで・・ てなわけやなく もちろん公務員ではなく 植え込みのつつじの花みたいなもの と言いたいのやが 花の周りに生える草みたいなもんかな もうちょっと ましに見て欲しいけどな 」
「工事中で通行止めやから 誰もこないと思ってたのに 路肩の工事中で 通っちゃダメなんだよ 」
おっちゃんは 藪を通ってきました カさんにも会いました
橋の上から身を乗り出して 川原で遊ぶ小鳥に 興奮しているのであります
すぐ下 とはいえ 跳びかかるには高すぎますし
仕方なく 橋の袂から川原に降りてきたのではありますが
「着いて来るなって 鳥が逃げるやろ 」
橋の袂から降り始めた時点で 鳥さんは皆 逃げ去っていたのであります
「気分も軽く スタートしたのに レンズがしつこいんだよなあ もう 」
「いいよ それなら 見えないところへ行ってやるから 」
「ここは おれ様の 大切なお狩場だから しっかりマークしておこう お墓のイヌさん ごめんね 」
「身が軽くなったところで 心も軽く さあ行きましょう 」
「この 谷沿いの茂みと 栗園の草原が 接するラインは 草地と茂みの両方の生き物が現れて 狩には恵まれたコースなんだ ペットのお墓もあるけどね 」
山村の廃屋ネコさん 久しぶりに会うのは 気恥ずかしいか 顔を半分かくして出てきません
右に耳だけこちらを向いていますが 恐れるでもなく 甘えるでもなく 水田で農作業をする人たちの姿を ずっと眺めているのでありました
周囲にレーダーの電波を飛ばしながら ゆっくり歩いていく様は ホワイトタイガーのようです が
声を掛けると 振り返った顔は やっぱネコさんでした
「写真写すなら 何かおくれって 」
「言っても無駄か 空は快晴 お腹は皆空 天に向かって ネコの遠吠えでもしよか
“カ ミ サ マ ~ ッ ! ” 」
「おっ 投げてくれる人が現れたぞ 言ってみるもんだな ありがたいね 神様ありがと 」
「しけた奴らはパスして オバチャン狙いと行きましょう 」
「ふ~ん 観光客じゃないし 観光客以外じゃないし “くれそうでくれない夏の夕暮れ”ってのだけは 当たってそうだな 」
「ふゎ~ 日向はもう暑いんだよ― ソフトクリーム ネコにも欲しいな 」
「ネコが着いてくるときには ちょっとお供え物を置いていくのが 紳士ってもんだろ 」
「せっかく鹿児島まで来たんだ ちょいとのことで あんたの株も上がるってもんだぜ 」
薩摩は南国 春と言えども暑い日は暑い ネコさんも 早くもこの姿です
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