---Ninjya AD---
------------------
[
186]
[
187]
[
188]
[
189]
[
190]
[
191]
[
192]
[
193]
[
194]
[
195]
[
196]
「面構えの話になると、おれも一応合格かなあ?、あんまり悪うないつもりやけどなあ。」
PR
「野良猫にはそれなりの面構えが要るぞ、“悪猫”と呼ばれて一人前じゃ。」
「お見苦しい姿で失礼を致します。野良猫の初心者です。飼われていた頃はお風呂に入れてもらっていたもので、自分で毛並みを整える習慣ができてなくて、まだ身だしなみにまで手が回りません。が、何とか生きております。どこまで行けるか分かりませんが、少しずつリズムがつかめてきたような気がしております。」
二代目は駅前の駐車場かいわいに定着したようで、驚いたような表情の中にもこの場の住人としての落ち着きが窺えます。ロープを結ぶ角柱には、多分彼が日々の活動開始前に残したと思われる爪痕がしっかりついています。

「飼い主にもしものことがあった時には、本当に私一人で生きて行かねばなりません。日々それだけの覚悟を持って生きているつもりです。毎日の飼い主との一時一時を大切にしたいと考えております。」
猫は深夜に集会を開くと言われます。ニャン会などと呼ばれています。待ち合わせする者、連れ立って向かう者。
朝日が昇ると菖蒲園に御出勤、観光客が訪れるのに備えます。湯布院温泉の猫。
タイの王宮で、ネコは涼しい場所をよく知っている。どう見ても野良だが、職員もとがめる様子が無い。誰も餌をやらないのが共存の秘訣なのかもしれない。
落書きをしてはいけません。が、落書きの絵をじっと眺めているネコが落書きのようなスタイルになっているのは、偶然でしょうか。

鉄格子の下を流れる下水をドブネズミが行き来する。ネコには手が出せない。それを知ってか、ドブネズミは何の恐れも無くあざけるかのように走る。
しかし、その気の緩みが死につながる時がある。そんなことが、決してそれほど珍しいわけではない。ネコはそれを知っている。だから、無駄を恐れずにじっと待つ。
翠なのか 睡なのか
「町の飼い猫から山村の野良になって、痩せて毛並みも艶を失い、目だけが大きく見えるようになりましたが、それなりのペースが身に付いたかに思えます。いつまで続くか分かりませんが、今のところ一日一日を生きています。」
「飼い主がいたらなあ、餌探す心配も要らんし暑さ寒さもしのげるし・・・・、なんてよう思うけど、暑いのに服なんか着せられて紐付けられて、あれも辛そうやねえ。」
「服なんか絶対いややわ、行く所も寝る所も自分で決めたいわ。」

「暑いのか寒いのか分からないような季節には、こんな場所に陣取って、微妙に脚を出したり入れたりして調節するんだ。」
トメさんは身の置き場が無いのか、かつて生活の中心にしていた空き地にもどっていた。よく利用していた放置された屋台に乗ってはいるが、やつれている。空き地は狭くなり、餌をくれる者は無く、前途は厳しい。町が美しくなるということは、野良猫には厳しい出来事である。
ボランティア団体が野良猫の去勢を進めている町で。ネコが好きな人達のお家では、食べ物はもちろん、休息場所も提供されている。ネコもヒトものんびりゆったりの平和な生活が営まれているが、野良っぽさは無くなっている。
<<
前のページ
次のページ
>>
カレンダー
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
|
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
|
|
最新記事
(07/08)
(07/01)
(06/24)
(06/12)
(05/29)
(05/26)
(05/24)
(05/21)
(05/20)
(05/11)
(04/29)
(04/28)
(04/27)
(04/25)
(04/23)
(04/19)
(04/17)
(03/26)
最古記事
(01/28)
(01/29)
(02/02)
(02/03)
(02/04)
(02/06)
(02/07)
(02/07)
(02/09)
(02/09)
(02/11)
(02/11)
(02/12)
(02/13)
(02/15)
(02/16)
(02/17)
(02/18)