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木枯紋次郎と七人の侍がネコになったらいいな

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「化け猫は こんな顔 してるんや   怖いぞう   喉笛噛み切ってやろうか 」
ネコ殺したら 七代祟るなんて 嘘やろ 
「七代祟るなんてことは まず無いな 」
そうやろ そんなん でたらめやろ 
「そんな家は たいてい 五代で絶える 」



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「こんなところまで 見つけるんじゃないよ 
 三毛柄は迷彩色だって 言うのに 
 カメラ持ってるからって ストーカーは ストーカーだぞ 」




  
「おっさん 何者や? 」
何者やって ただの登山者やないか
「この山には 怖いイノシシがおる   イノシシは  怖いぞう 」
イノシシさんとは 付き合ったことがないので  会ってからの話や 
「そうや 弁当のにおいをかぎつけて 来るから  弁当は ここで済ませていく方が 好いな 」
好いな 言うても まだ8時やで  弁当は 山の上にするわ 
「 ・・・・・ イノシシより手ごわいおやじや 」




  
「猛暑なれど 
 陰に回れば   海風に 磯の香託す 波の音   トラ 
 空腹だけは どうにもならんな 」




  
その ゴムホースのような 輪は何や  一人で相撲はとれんやろ  円の中に木もあるし
「これ ミステリーサークル   この木を伝って ネコの星からやって来た 私宇宙猫 」



           
「おっさん こんな所に 何の用? 
 おっさん 下着ドロ とちゃう?   こんな所に 写すものなんか なんも無いやろ 」
この手の質問は 否定しても 受け入れられんから こまるな  逃げるわけにも 行かんし 
「そんな顔しとるわ 」 
うるさいわい  この糞猫めが 
・・・・・ お供え持って来ん奴は この手で いじめたるんや 」





  
溝の中に トカゲでも発見したのかと思いきや  ヒメのお通りに 見とれて居るのでありました 
そう言えば 獲物を見つけたときの 目の輝きや 迫力がなく  静かに 肝を奪われた様子です




  
「ホースの水滴が 飛んでくるの 気分悪いな 
 西部劇なら 主役は 体半分でも 石の陰に入れば 絶対に弾が当たらないのに 」

  
その格好の どこが主役やねん 
おまえは 悪人の子分で  出てくると 一番に撃たれて死ぬ役じゃ 
「お互い 西部劇にたとえるようじゃ もう歳やね 」





  
「おじさんおじさん 
 おどけた格好で 興味を引こうとしてくれる 気持ちは嬉しいけど  それで喜ぶのは イヌだよ 
 ネコは イヌと違って 根が生真面目だから(?)  “オッサン アホジャナイカ” と 思ってしまう 
 それにしても 高そうな双眼鏡だね 」




  
散髪屋さんの勝手口なのですが ネコさんが黙っているので なかなか 扉を 開けてもらえない様です
日陰とは言え 気温34℃  心配になって 10分後にもどってみると  扉が少し開いて  奥から ネコさんが こちらを見ておりました   めでたしめでたし




  
新顔野良がおるな  買えば 高そうな奴やのにな
「高そうって言うな クソーッ 
 ここまで来たら 高いも安いも あるもんか  高かった過去が 恨めしいわい 」




  
お嬢様でも こんな場所で 休まれることが あるのですか 
「たまにね 
 この辺りに居ると  お腹をすかせたネコさんたちのことも 少しは分かるようになれる そんな気がしてね   だから たまには 」
『嫌な奴よね   嫌な顔だと思ったら 言うことはもっとだわ  もう 顔を合わせたくない 』




  
「ネコのアンテナは ピンとまっすぐ上向きに 立って欲しいものだが  その気が足りないのか なかなか 垂直にはなってくれない 」


  
「座り直して 姿勢を正してみても  どことなく歪んだ感じで ビシッと来ない 
 これは 餌を供給されるようになったことによる 野良精神のゆるみか  寄る年波がもたらすものか  それとも おれ自身の 生来の締まらなさ から来るものか・・・ 」
それ  その三番目や 三番目  それに決まっとる




  
おっ こんな所にも ネコさんが居た
「こんな所に居ても 見つけるんだね 
 猫の写真が そんなにいいのかねえ 」




  
「おっ うまそうなのが出てきた こいつは 頂かないと 」


  
とろいなあ もう  それでは逃げられるやろ  もっと本気で仕事せえよ 
「ま ぼちぼち行くわ 」
おまえは 大阪人か 





  
「基礎の上に乗って  更に頭を高くして 足元に展開される世界を見下す 
 いるいる たくさんの生き物たちが それぞれに一生懸命生きている 
  見飽きることの無い 夏の地表のドラマだ 」



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