木枯紋次郎と七人の侍がネコになったらいいな
---Ninjya AD---
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「路面にペタンと座っても あまり冷たいと感じなくなった その分 おばちゃんの別れ際の話は長くなったようで 自転車に乗ろうとしてるおばちゃん なかなか出発できんがな 」
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「寒いと思ったら陰になってしもた さあ帰りましょ 」
「ここが私のおうち 勝手に決めてるだけやけどね 」
「わっ 小学校低学年の下校時間になりましたね これが結構くせものでして 」
「とにかく高いところに移動して ながめることにしましょう 」
「寒さに耐えてきた疲れとでも言うのか 目はしょぼしょぼ 時々せきが出ます それでも ボーっとしてるのがつらくない季節になりました トレ-の中にはお刺身がいっぱいで チーズもあって ハムとさいころステーキがあって のしするめなんかあって ・・・ 」
「植木鉢の土なんか触ってないよ そりゃあ土は触りたいけど あのトゲトゲだもん 」
荷馬車の台も キャスター付の台車も 台は猫の休み場になるようです
「これ もう使わんのやろ 」
路側の植え込みに手を突っ込んで しばらくガサガサやっていたねこさん 努力の甲斐あってなにやら小さな動くものを手に入れたようです そんな季節になりました
「階段から植木鉢の上へ 二歩進み出るだけで視界が変わる 世界が変わる この鉢には 猫心をかきたてる何かがある 」
「何か動いたぞ 気のせいじゃなくてほんとに動いた 目が覚めた気分や 」
ねこさんのおうちは二階建て 暖かくなって 上のバルコニーにいることが多くなったようです
「そんなええもんちゃうわ かっこつけ過ぎで寒気するわ 」
それなら単に“屋上” ですかな
「それも大げさや これ見てみ これやで 有難いものにけちつけるようでわるいけど 」
そしたら ねこさんならどう言うのですか?
「う~ん そやな ・・・・・ “物干し” 」
あんた結構古いですねえ
空き家のそばに 突然 長毛中年の新顔ねこさんが登場しました つい先日まで ストーブのそばのソファーで寝そべっていたような気がします
「ねこのために残してくれたわけじゃないでしょうけど この落ち葉の山 助かってます 」
『母と娘が文字通り肩寄せ合って 寒さしのいでます 』
「おっ もうイヌ散が来はじめた 」
「とにかく 大急ぎで食べてしまおう 」
「動きやすい季節になったし 今日も町内視察に行ってくるわ 」
「まずはこの家の車から 」
「目の調子が悪くて憂鬱ですが また生き延びたのですから贅沢は言えません みんな 春が来ておめでとう 」
「足は冷たいが 草は伸びたな あと一息 この一息が長いわい 」
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