木枯紋次郎と七人の侍がネコになったらいいな
---Ninjya AD---
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ほぼ野生化した新世代は いつも神経質で怒ったような顔をしています
なにやら 母さんの顔まで一くせありげになってきました
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夜の村を散歩すると パトロール中のおぼっちゃま?に会いました 早くもサザンカが咲いて 正月を待たずにナンテンの実が落ち始めています
翌朝 村外れの我が家に夕べのネコさんがお越しになりました なんのおもてなしも出来ませんが 缶詰めの残り汁をお召し上がりいただきました
こちらは村で飼われているお嬢様? 声をかければかけるほど 振り向かずに 足を速めて遠ざかります
やせた野良ニャンコにも お日様はやさしくぬくもりを届けてくれます
だんだん屋根が沈んで来たのですが ここを離れる気はないようです
「また写してるよ 」
『ほっとけ 相手になるな 』
「ここにいて お日様の熱をもっともっともらおうか それとも道に出て 道ゆく人に餌をねだろうか 」
紅葉の嵐山 平日と言えども人は一団去ってまた一団 垣根の下では仔猫が食べ物を探しているようです
美しくても モミジの葉は食べられません
何かないものかと道端を眺めてみるのですが ・・・・・
「秋風に木の葉が地面を走る 跳びついて捕まえてやろうという気にもならない これが歳というものですかね・・・・ 」
『木の葉は捕まえても木の葉よ どうせ 』
「給湯器の上が有難い季節になりました 気をつけないとしっぽを焦がします 嫌ですね 」
良家のお嬢さん って感じです
「あっ それ うちのとおさんが昔持ってたカメラと同じや 」
・・・昔 ですか・・・・
「神具屋の居候も三年目になると 買う客か買わない客か 脚の動きを見てるだけで分かってしまうね 」
ピントがずれて 合わせ直そうとしたら消えていました 今となっては 実在したのか否かも・・・・・ ?
十五夜のお月様をおがみに出たら お地蔵様の前にお猫様 三重に有難い秋の夜でありました
「わわっ! ヒ ヒト 」
雨戸はいつもしまっています ほんのわずかですが小粒の雨が降っていて テーブルの上もネコさんの毛も濡れています
人が住まなくなった集落で 第2世代以降のネコ達はほぼ完全に野生化していて 昼間はめったに姿を見せません それでも 暗くなってから訪れると 逃げ隠れする小さい影は少なくありません
日本らしい木造のお家のとなりに モダンなお家が並ぶ奈良の町 そこへ 奈良時代にも居たかも・・・ などと思わせる黒いネコ
「奈良時代は知らんが 明治なら知ってる 」
ネコさん いくらお年でもそりゃあ無理でしょう
「うそやない 牛乳飲んだ 」
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