秘密の話

   
「シーッ！！　　　だんまだんま
　　　　　　　　　　誰か来てるぞ　　大事な話は後にしよう　・・・・・　」

おまえ誰や

   
　「おっ　おまえ誰や」
　なんやねん　　おまえ誰やて　おまえ誰や
　「おまえ誰やて　おまえ誰やて 　おまえ誰や」

ひんやり感

   
　「このひんやり感が何とも言えません　夏の穴場です　」　
　さてはおまえ　元は宿ありやな
　「まあね　」

あんたさんも

   
「暑うなりましたな　　あんたさんもお達者で・・・・・　　それはそれは」

猫一対

   
二頭の赤猫が玄関先を固めています　魔除けになるような気はしませんが

ネコにザル

   
この家の主のばあさんネコの休み場所のすぐ横で　　この態度です

   
ネコが立ち上がろうとするとザルに触れて　ザルが倒れてネコを伏せる形になりましたが　これくらい平気で慌てることもありません
読者は　ザルでスズメを捕った経験ありませんか？？

赤猫兄弟の兄？

   
赤猫兄弟？の兄？の方は、最初は臆病だったのですが、慣れるに従って大変厚かましくなりました。

ベンツ

   
「この車　何て言うのか知らないけど　私に似合うでしょ　　色もよく合ってるし　」
“ネコにベンツ”って言うやないか

不景気

   
「不景気だからかねえ　　この駐車場も空きが目だって　ネコが身を隠すことも出来ない　」

みんなどこ行った

   
「ネコの気配も人の気配もなくなって　みんなどこへ行ったのかな？
　　　　　まいいや　目が覚めてから考えよ　　　　　」

番猫も眠る春

   
自慢の植木鉢が置かれていた場所に座ったネコさん　最初は胸を張って番猫を気取っていたのですがこの通り　ネコは陽気に勝てません

カンカンかんからかん

   
　「交代交代　代わってやるよ
　   　　カンカンに　匂いだけでなしに味も少しは残してあるからな」

夏が来る

   
　「お日様ポカポカあったかい　　あったかいって幸せ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　なんて言ってられるのも今の内ですね」

裏を行く

   
　「オッサンは道を行く　　ネコは家の裏を行く
　　　　　　　　また会えるといいね　　　　　べつに会いたないけど　」

あの日の壁

   
　壁は今でも破れたままなのですね
　「おっ　古いこと知ってるオッサンや　　オジンやな」

ゆったりまったり

淡路島でお会いしたネコさん　　ふうらいと見ておかしくない風貌でありながら　ちゃんと首輪を着けてらっしゃいます　　自然豊かな環境では宿ありも宿無しもゆったりまったりするのかも知れません