---Ninjya AD---
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「ここにこうしていると、のんびり出来て昔と変わらないようですが、のんびり出来る場所は少なくなりました。」
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かつては魚があふれていた漁港の倉庫も、今は半分が解体した家屋の残材置場になってます。住み家にしている猫の親子は、結構大切にされているのか、カメラを向けてもくつろいでいます。
お稲荷様に、お狐様ではなくて、御猫様。 有難や 有難や
やれやれ、ここまで来ればもう追ってこないだろう。
ネコは修学旅行の女子中学生たちから逃れて逃げてきました。可愛いからと言って、もみくちゃにされるのは嫌いです。
「あーっ」
『なに?』
「行った~」
『どこ?』
「異常気象か気象変化か知らないが、いつが夏だったか分からないままに秋が来て、おまけに残暑が厳しいんだ。それに、秋の彼岸が過ぎてもまだ冬毛が抜け切らない。この暑苦しさを何と表現すればいいのか・・・・・ 冬毛が抜けきったらお正月、なんて嫌だよ。」
野良猫の中にはハトやスズメを狙うもの、ネズミを狙うもの、ネコキチさんのおみやげに頼るもの、いろいろ居ます。薮の中で小さな虫を探して歩く者もいて、地味で根気のいる仕事ですが、これでかなりの食物を得ることが出来るようです。
「あの、この顔は地顔でして、決して特別に驚いたり疑いの目で見たりしているわけではありません。どうか誤解のありませんように。」
「こんなチビやのに悪猫の顔しとってやな」
「ほめられるって気持ちいいね、生まれて初めて」
川をわたる水道管の基部は、日陰で涼しい最高の昼ねポイントです。水道管の上が通れると川向こうへ行くのにも便利なのですが、猫返し(?)が付いています。これではネコが通るのは少し無理です。イタチは通っているようですが。

夕方になってそろそろ活動開始。川向こうへ行こうとすると、水道管は諦めて橋を渡らねばなりません。

橋の上は夕涼み、と思っていたらコンクリートの面が焼けてすごい熱、わたりきった頃にはもうペラペラに疲れました。
「そんな路の真ん中に座ってたら危ないよ。」
『朝は乗る電車が決まってるから、もうすぐ必ず来るんや。』
「電車で来るって、カメラ持ったオッサンやろ。あんな人何もくれへんやん。」
『カメラのオッサンが行ったあと、5分したら白髪のおっちゃんが自転車で来るんや。』
「白髪のお爺ちゃんか、あの人ようくれるなあ。下駄履いた人やろ。」
『下駄履いてたかなあ・・・・・』
「おっちゃん明日も来る?」
「明日か? 来るよ それまで元気でな」
「 ・・・・・・ うん、 待ってる」
「こんにちわ。この春生まれました。もうすぐ初めての冬です。冬は寒いそうなので少し心配です。後に・・・・・下の写真がお母さんです。僕たちを宜しく。」
「うしろ誰か来てる?」
『来てるよ』
「誰?」
『知らん』
「ふ~ん」
『見てみたら?』
「ええわ」
「わあ あいつ凄い顔しとる、 見慣れん奴やなあ」
「同じ町に長居するほど野暮な生き方してないわい、 町ではシェーンて呼ばれてるんじゃ、 うそやけどな」
「万年猫組野良紋多でっす! 兄弟たちも一緒に宜しくお願いしまっす!。」
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