---Ninjya AD---
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「困ったものです。誰ですか路の真ん中にごみを捨てていくのは。それに、もっと困るのは、ネコには破れない丈夫な袋だということです。一体何を考えているのでしょうね。」
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「街の真ん中でこんなことできるのは朝だけだよ~。
コロ コロ フー 」
駅に通じる商店街となると、さすがに早朝から人が行き交います。ネコは交通整理のお巡りさんのように交差点の中央に立って、四方を見回します。

「見てはいけません! へんな人を見たら知らぬ顔をして離れなさいっていつも言ってるでしょ。 さあさあこっちに集まって、気付かないふりして、見てはいけませんよ!」
飲屋街の朝に人など居ないと思っていたら、今日はまた見慣れぬお方。一体何をする人なのだろう、ネコは少し対応に戸惑います。
佐世保の下町で、歓楽街に近い裏道の朝、ネコが朝のパトロールを終えて帰ってくる頃まだ町の大部分が眠っているのはいずこも同じです。夜の町に近いとなればなおさらのことです。

「えっ?・・・ もう一度パトロール?・・・ 散歩?・・・ 」
夏は自慢の黒いスーツが裏目に出てたまらなく暑いです。アスファルトは照り返しに加えて石釜のように暑くなり、足の裏を容赦なく加熱します。早く陰のところにたどり着かないと焼きネコになってしまう、早く、早く。
「暑いからもうフニャフニャで、日が差してきたから逃げなきゃいけないのは分かってるんだけど、それがまた面倒なんだよフニャー 」
運転していないときの室外機はネコには有り難い休み場所です。雨をしのげるものも珍しくありません。

「立入禁止」は、もちろんネコには関係ありません。少なくとも、ネコはそう思っています。
風呂場が独立して建っているのは、かつて薪や柴をたいて沸かしていたからのようです。たき口の手前にあるレンガの四角い枠組みは、そこが柴納屋であったような気がします。今は外だきのガス釜も使われなくなり、風呂場の持ち主が猫さんに解放しているようです。表通りからは見えない草地の更地があって、ネコには有り難いことです。
「ごめんよごめんよ 急いでんだ ごめんよ」

衛猫は、ニャンと凛々しく?
「散らかして もう、ペットボトルもラーメンのカップも資源ゴミだというのに困ったものです。せめてこの箱を、私が有効利用してやりましょう。」
「“闇が降りたらおいらの世界”と思っていたのに、声がしたかと振り向くとパチリ、写されちゃいましたねえ。」
もう少し、夜が来るまで、猫の世界がやって来るまでひたすら眠ります。
夏の朝は、ネコがパトロールから帰ってくる頃にはもう暑くなり始めています。ようやく人も活動を始めて、一日が始まります。“さあこれから”という気持ちはよいものです。好い一日になりそうな気がします。
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