棲み分け

  
　一階があなた様　二階が別の方　と言った具合に　棲み分けてられるのですか
「まあ　そういうことやね　　結果として　平和共存や　　ミサイルも　無人機も　使ったこと無いよ　」

太りたい

  
「温かくなって　冬の間にやせた分　せめて標準的な体重になるまで　太りたいのだけど　
それには　太るだけのものを　食べないといけないし・・・・　
　おっちゃん　俺の言うこと　分かってるんだろ　分からないのかい　」
　えっ・・・　あのう　よく分らない・・・・　

太らないと

  
「どうだい　ネコのアンテナ　しっかり立ってるだろ　
　クローバーかと思ったら　知らない花だ　　それでもいいや　春の花だ　　花もお日様も　有難いね　春だ　
　寒細りした分　少しは太らないと　夏痩せも出来ないからな　」

春は寒い？

  
「枝や葉の形は変わらねども　色は　だいぶ　鮮やかになって来た　
　それを見てると　温かい気分になるが　　気分だけで　　空気はけっこう寒い気がする　
　それが　春なんでしょうかね　」

カメラは食えん

  
「ホームレスのオッサンが　カメラ持っとる　　生意気やな　」
『ホームレスとちがう　“ホームレスみたいなオッサン”や　』
「なんか　差別発言みたいな気がして　嫌やな　」
『カメラは食えんしな　』
「薄汚いオッサン　にしょう　」
『もう遅いわ　』

春の嵐は

  
「梅が散り始め　ネコのマンションにも　日差しは　だいぶ　温かくなってきた　
　このまま　順調に　行ってほしいが　春の嵐なんて　嫌だね　
　マンションがこわれたらどうしよう　なんて　考えてしまう　
　けっこう　心配性なもので　」

集合住宅

  
　「こういう風景も良いものだろ　　たまには住んでみたいと思ったりして（俺は住んでるけど）　　しかし　地震や台風のことを考えると　ちょっとねってことになる　
　俺が　どこに居るか　分かるかい　　真下にある　スポンジの座布団みたいなのが　ドーナツだったら　良いのにな　」

      
「ヒント画像　だよ　」

大阪は

  
「ニャンと言っても　大阪は・・・・・　や　
　わかりまっか　」

ええ顔

  
「おとうさん　折角写しに来てる人がいるのに　もうちょっとええ顔　見せたげえな　」
『ええ顔見せるからまた来よるんや　うるさいがな　　土産があったら　嫌でも　ええ顔になるんや　』

六地蔵

  
　六地蔵さんのとなりが　お気に入りですか
　「そうですね　　もうすぐ　出来るだけすんなりと　向こう側へ　送ってもらいたいですし　
　　ところがね　　それまでに　もう一度　出産と子育てを　しないといけないのですわ　　宿命ですね　」

玉持ちやった

  
「おい　ちゃあ公　　お前も　もとは　“玉持ち” やったんか　」
『う～ん　　昔はな　　黒やんも　そうやろ　』
「そうや　　昔はな　」

闘犬

      
「犬散か　　静かに　通り過ぎてくれよ　
　猟犬ならまだ良いのだが　闘犬を　飼う奴が居るんだ　
　一般家庭で飼うものじゃ　ないだろ？　
　命を奪うことを　生きがいとして　　それをまた飼う奴がいて
　平和なんか　ありっこなしだ」


      
「あ～　行った行った　
　なんて言っても　安信はできないけどな　」

おめでとう

  
「おっちゃん　おめでとう　」
　ネコに　おめでとう　言われるとは　思わんかったな　
「とりあえず　今のとこ　戦場にならずに新年を迎えた　　これはめでたいやろ　」
　ネコさん　よう分かっとるがな　　被災地の人には申し訳ないけど　一応無事に　新年迎えたしな

佳いお年を

  
「オッ　オッサンも　この場所に目を付けたね　
　おだやかな日には　日光浴が出来て　遊ぶ水鳥が楽しめる　
　　お気に入りの場所だ　　譲らないよ　」
　追い立てやしませんよ　　水鳥見るのも好いけど　ネコさんを見るのも好いものですよ　　どうぞ佳いお年を　・・・
「佳いお年か　・・・　　あんたもね　」

安心と恐怖

  
「轟々と流れる　激しい水の動きが　太い鉄管を通して　全身に伝わって来る　見るからに太く丈夫な　鉄管の安定感と　荒々しい水の恐怖感が　同時に感じられる　
　こんな面白い所は　他にはあまり無いだろう　」

コロナ去って？

  
「うん？　観光客やないか　こんなとこまで来よって　
　　コロナの時代は好かった　」