夏の夢

  
「水銀灯の下　　夏になれば　この辺りにいろんな虫が落ちてるんだ　　カブトムシが落ちていて　スズメガがばたばたしながら地面を走ってて　たまにはゲンゴロウなんかもいて　　夏っていいな　」

小春日には

  
「小春日には　ブッシュの中のくぼみで　風邪を避け　　寒いながらも穏やかなひと時を過ごします　」

イタチに似てる

              
ネコさん　どこかイタチに似てますね
「イタチ？　あいつにね　　あいつは手ごわいよ　　襲われることはないけど　下手に相手にすると大怪我するよ　」

お参りの作法

        
「お参りするには　お社の横に回って　まずネコトントンを５回　」


  
「次に　壁にスリスリしてから　ネココロリンを３回　
　好いものくれる人が・・・　毎日・　沢山・　来ますように・・・　」

ネコマップ

  
「ジャングル(?)の中には　この程度の雨ならしのげる場所が幾つかある　　それらをネコマップの上に展開して保存する　　必要なときには高速で呼び出す　それがノラプロってもんだ　　　　　おまえ　ぬれてるから入れてやりたいけど　ちょいと図体がでかすぎるな　」

置き猫

  
後の　板張りのおうちが　あなたのおうちですか
「そうだったよ　去年まではね　」
一緒に住む人は　居ないのですか
「５人も居たよ　去年まではね　」

行きますか

  
「寒いっからって　寝てばかりじゃ食っていけないし　　当てはないけど　行きますか　」

ネコに横綱

  
ネコさん　飼い猫なのにすごい顔してますね
「“すごい”って　便利な言葉なんだな　　　言われなくても分かってるよ　　リボンじゃなくて横綱つけてるんだ　こんな面の飼い猫がいたっていいじゃないか　」

どこで呼ぶのか

              
凍った畑を進むネコさんに　上から声を掛けると　声の主を見出せずに　足を止めて探しておりました　　　冷たいところで立ち止まらせて　申し訳ありませんでした

日向ぼっこ

  
ネコさん　舌が口に収まらないようですね　いつも出ています　　やや太り気味のお体　落ち着いた雰囲気　飼い猫さんですよね　　のんびり　ゆったり　日向ぼっこを楽しんでらっしゃいます　　失礼ながらあまり裕福とは思えない周囲のたたずまいと調和して　幸せそうです　　古きよき時代の幸せを　少し分けていただいた気分になります

今年も宜しく

  
「おっ　おい　急に近づくなって　びっくりするやないか　」
　新年おめでとうさん　今年も宜しくね
「あっ　うん　その　まあ　　こちらこそ宜しく　」

猫のパトロール

  
「お正月でも　激寒と言えども　休めないのがキャットパトロールだ　　　有難いことに　何事も無さそうだけどね　」

今年も宜しく

　　　　　　　　　　　謹　賀　新　年

新年おめでとうございます　　旧年中は度々のアクセスを賜り　誠に有難うございました　　お陰さまで　このサイトは間もなく満六歳の誕生日を迎えます　　どうか本年も変わらぬお引き立てを賜りますよう　背を丸くしてお願い申し上げます

  
「ってこった　　まあ今年も宜しくな　」

好いお年を

              
「大晦日といっても　何にも通らない道路なんて　寂しいもんだ　　ネコの子一匹通らない　」
　しけた元ボスが　一匹おるやないか
「元って言うな　子分がおらんようになっただけや　飼い猫ばっかりになってしもうて」
　そんな時代ですが
「皆さんどうぞ好いお年を・・・」
　皆さんどうぞ好いお年を・・・





　

縁の下

   
「縁の下のある家っていいな　縁の下は猫のために在るようなもんだからな　　隠れ家にするによし　逃げ込むによし　近道するによし　　　どうして縁の下を作らなくなったのかな　力持ちが居なくなったってことかな　」

お庭を借りて

  
「こういう仕事をするときには　こちらのお庭が気に入ってるんだ　　この開放感　臭いがこもらない　」



              
「使わせてもらったのだから　後始末はしっかり　いい仕事しないとね　」



  
「用事がすんだら　　引き上げるのは　早いほうがよろしいようで　」